イラン情勢激化で全面安 — ダウ739ドル急落、VIX急騰 イランの新最高指導者がホルムズ海峡の封鎖継続を宣言し、地政学リスクが一気に高まりました。 ダウは-739pt(-1.56%)の急落で46,677。 S&P 500は-1.52%の6,672、 NASDAQは-1.78%の22,311と3指数ともに2026年の終値ベース最安値を更新しました。 Russell 2000は-2.12%と小型株が最も大きく売られ、VIXは+9%急騰。CNN Fear & Greed Indexは「Extreme Fear」ゾーンに突入しています。
原油$96突破、Brentは一時$101 — インフレ再燃懸念 世界の石油消費量の約20%が通過するホルムズ海峡の封鎖長期化懸念から、WTI原油は$96.10へ急騰、Brent原油は一時$101.59と1年超ぶりの3桁台を記録。IEAは戦略石油備蓄から4億バレルの放出を発表しましたが、市場の不安は収まっていません。エネルギー株(XOM +1.3%、CVX +2.9%)は逆行高となった一方、航空・消費関連セクターは大幅安。
債券・為替 — 利下げ期待後退、ドル高進行 原油高によるインフレ再燃懸念で米10年債利回りは4.23%と5週間ぶりの高水準。市場が織り込んでいた2026年中の複数回利下げ期待が後退し、9月まで据え置きのシナリオも浮上しています。 DXYは99.47と4日続伸し2024年11月以来の高値圏。ドル円は159.38円とドル高・円安が進行。 金は$5,111(-1.25%)とドル高が重しになりましたが、地政学リスクが下支え。ビットコインは$70,242と$70,000付近で横ばい推移です。
ホルムズ海峡封鎖継続でBrent原油$100突破 — 世界経済にスタグフレーション懸念
イランの新最高指導者モジタバ・ハメネイ師が「ホルムズ海峡は敵に圧力をかけるツールとして閉鎖を維持する」と宣言。世界石油消費量の約20%が通過する同海峡の実質的閉鎖により、Brent原油は一時$101.59まで急騰し1年超ぶりに3桁台を記録した。IEAは異例の措置として戦略石油備蓄4億バレルの放出を発表したが、市場の不安は収まらず米国株は3日連続の下落。エネルギーコスト上昇がインフレ再加速に直結するリスクが高まり、FRBの利下げシナリオにも大きな影響を与えている。来週のFOMC(3/17-18)でのパウエル議長の発言が最大の焦点となる。
Adobe、売上$64億で予想ビートもCEO退任発表で時間外7%安
FY2026 Q1売上高は前年比+12%の$64.0億でアナリスト予想を上回ったが、18年間CEOを務めたShantanu Narayen氏の退任が発表され、時間外で約7%下落。
Oracle、クラウド売上+44%でFY27ガイダンス$900億に引上げ
FY2026 Q3でEPS $1.79(予想$1.70)、売上$172億(予想$169億)と売上・利益ともにビート。IaaS売上は+84%の$49億。時間外で株価10%上昇。
2月CPI +2.4%で予想通り — ただし原油急騰前のデータ
コアCPIは+2.5%で鈍化傾向継続。家賃は+0.1%と2021年以来の最小上昇幅。ただしホルムズ海峡危機前のデータであり、今後のインフレ見通しは不透明。
NIO、創業以来初の四半期黒字を達成 — 株価15%急伸
2025年Q4でNon-GAAP営業利益12.5億元を計上しEPS $0.04(予想-$0.07)を大幅に上回った。Q1納車見通しは8万〜8.3万台(前年比+90〜97%)。
来週FOMC(3/17-18)— 据え置き濃厚、年内利下げ回数が焦点
FF金利3.50〜3.75%で据え置きが大勢の見方。原油高でインフレ再燃リスクが浮上し、市場の年内2回利下げ期待とFRBの1回見通しの乖離が拡大。
Dick's Sporting Goods、EPS $3.45で予想を大幅ビート
Q4売上$62.3億(前年比+59.9%)、EPS $3.45(予想$2.87)と売上・利益ともに大幅ビート。スポーツ用品需要の堅調さが確認された。