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2026年4月25日(土曜日)
The Morning Briefing
Atlas Morning Brief
2026年4月25日(土曜日)
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SPEED

1米国株式市場は金曜日、Intel(INTC)がQ1決算でEPS $0.29 vs 予想$0.01という爆発的ビートを達成し、株価+23.6%(1987年以来最大の単日上昇率)を記録、半導体セクター全面高でS&P 500・NASDAQともに史上最高値を更新した。S&P 500は7,165.08(+0.80%、+56.68pt)、ナスダック総合は24,836.60(+1.63%、+398.09pt)、Russell 2000は2,787.00(+0.43%)で続伸。一方でダウは49,230.71(-0.16%、-79.61pt)とハイテク/非ハイテクの乖離が鮮明化した。SMH(半導体ETF)VanEck Semiconductor ETF(SMH)NVDA・TSM・AVGO・INTC等25銘柄の半導体企業を組み入れるETF。Intel好決算が指数全体を牽引した。$506.44(+5.10%)、XLK(テクノロジー)も+2.81%とフィラデルフィア半導体指数は18日連続高(+4.32%)を記録した。

2Intel好決算は半導体セクター全体に波及し、NVDA は+4.3%(時価総額5.12兆ドルを回復、史上最高値)AMD +14%QCOM +10%AMZN +3.5%と AI / データセンター需要への期待が再点火した。Intel の Q1 売上は$13.58B vs 予想$12.42Bと $1B 超の上振れ、ファウンドリ受注の具体化と18Aプロセス歩留まりの改善が示され「ターンアラウンド再評価」の流れに。同時にDOJ がパウエル議長への捜査を取り下げDOJ Powell Probe Drop司法長官代行ピロ氏が4/24に発表。ティリス上院議員によるウォーシュ次期議長候補承認阻止の懸念が後退した。、共和党上院での次期議長承認プロセスへの不透明感が後退、金融セクターには小幅な追い風となった。

3下落側ではCharter Communications(CHTR)が-25.5%と急落、Q1でインターネット加入者12万件純減(前年比2倍ペース)を報告し、持株会社のLiberty Broadband(LBRDA)も-25.7%で連動下落した。ヘルスケア(XLV -1.41%)・通信(XLC -1.58%)はディフェンシブ売り、エネルギー(XLE -0.19%)もWTI が$94.40(-1.51%)と反落で軟調。VIXVIX(恐怖指数・Volatility Index)S&P 500オプションの予想ボラティリティを示す指数。20以下が平穏、20〜30が警戒、30超が恐怖、40超がパニックの目安。18.71(-3.11%)で20割れを継続、米10年債は4.31%(小幅低下)、USD/JPYは159.30、Gold $4,697(-0.82%)、BTC$78,000付近。来週4/29水はGOOGL/MSFT/META/AMZNが揃って決算発表(Mag7集中決算デー)+FOMC(3.75%据置予想)、4/30木はAAPL決算とPCE発表が控える。

セクター別パフォーマンス(4月24日終値)
半導体 SMH +5.10%
テクノロジー XLK +2.81%
一般消費財 XLY +0.81%
素材 XLB +0.21%
公益事業 XLU +0.20%
エネルギー XLE -0.19%
不動産 XLRE -0.30%
生活必需品 XLP -0.30%
金融 XLF -0.73%
資本財 XLI -0.92%
ヘルスケア XLV -1.41%
通信サービス XLC -1.58%
S&P 500 7,165.08 +0.80%
NASDAQ 24,836.60 +1.63%
ダウ 49,230.71 -0.16%
Russell 2000 2,787.00 +0.43%
VIX 18.71 -3.11%
米10年債 4.31% -1bp
USD/JPY 159.30 -0.10%
WTI $94.40 -1.51%
Gold $4,697 -0.82%
BTC $78,000 -0.51%
35/100
注意圏
10指標の総合評価 — 注意圏(31〜50)
基準日: 4月24日終値時点 | 前号比(4/22→4/24): 38 → 35(-3pt ↓ 改善)
※ 本号より NTM フォワードPER 2指標を追加(両指数とも MacroMicro / S&P Dow Jones Indices ソース)。10指標完全データで算出
「沈黙の危機」シグナル継続点灯 ★★★★★
SKEW 139.08(前日140.84、-1.76pt)かつ VIX 18.71 < 20(SKEW >135 で条件成立継続)
10指標の内訳スコアを表示 (クリックで開閉)
VIX(恐怖指数)
18.71(-3.11%)
28
SKEW(テールリスク)
139.08(前日140.84、-1.76pt)
78
イールドカーブ(10Y-2Y)
+0.53%(10Y 4.31% − 2Y 3.78%)
25
10年債利回り
4.31%
43
EPSリビジョン
Q1ブレンド+15.1%、84%ビート(FactSet)
15
Fear & Greed
68(Greed)
58
SPXA50R(ブレッドス)
52.48%(前日54.87%、-4.36% 劣化)
45
200日線乖離率
+6.87%(200DMA 6,704.5)
25
S&P 500 NTM フォワードPER
20.68(MacroMicro 日次、前回20.60)
15
NASDAQ-100 NTM フォワードPER
23.05(MacroMicro 月次、前回21.10)
15
PERスコア化基準S&P 500: ≥28 危険(90) / 27台 やや警戒(70) / 26台 ノーマル(45) / 25台 やや割安(25) / <25 割安感(15) / NASDAQ-100: ≥31 過熱(95) / 30台 やや加熱(80) / 28-29台 中央上位(60) / 26-27台 中央(40) / 24-25台 中央下位(25) / <24 悲観・売られすぎ(15)
注意圏(スコア35、10指標完全データ平均)。Intel好決算による半導体爆発でリスクオン継続、VIX は 18.71(-3.11%)と20割れを維持、Fear & Greed は68(Greed)で強気が定着。ただし「沈黙の危機」シグナルは継続点灯—SKEW 139.08(前日140.84、-1.76pt)が135超を維持し、テールリスクヘッジ需要は依然強い(+0.80%上昇日にSKEWが135超のままという組合せはまれ)。ブレッドスは劣化方向:SPXA50R が 52.48%(前日54.87%、-4.36%)と50%台前半まで低下、指数最高値の裏でハイテク偏重・大型株偏重の構図が静かに進行しています。200日線乖離率は+6.87%(200DMA 6,704.5)へ拡大、平均回帰圧力が静かに溜まっています。

本号より追加したNTM フォワードPER は両指数とも「悲観・割安」域に位置:S&P 500 は 20.68(MacroMicro 日次、前回20.60)と業績拡大期待を織り込み余地を残し、NASDAQ-100 も 23.05(MacroMicro 月次、前回21.10、悲観域=24未満)と Mag7 集中決算前のディスカウントが温存された状態。指数が史上最高値圏にある一方で、フォワードPERが業績拡大ペースに追いついていない構図は、"分子(株価)より分母(予想EPS)の伸びが大きい"健全な強気を示唆します。4/29 Mag7 集中決算でEPSガイダンス上方修正が出れば PER は更に低下し、業績ドリブン上昇の継続シグナルに。逆に1社でもガイダンス下方修正なら PER 評価がリセットされ反落リスクが顕在化。決算シーズンはQ1ブレンド成長率+15.1%、84%ビート(FactSet)と6期連続2桁EPS成長で堅調、4/29 FOMC は据え置き確率99%超(CME FedWatch)。注目はパウエル会見および同日 GOOGL/MSFT/META/AMZN の決算と GDP Q1 速報、4/30 PCE。あくまで参考指標であり、投資判断はご自身の責任で行ってください。
TOP STORY
半導体ウェーハ・チップ製造
Photo: Pexels
EARNINGS / SEMICONDUCTORS

Intel Q1 が EPS $0.29 vs 予想$0.01 で爆発的ビート、株価+23.6%は1987年来最大の単日上昇 — SMH +5.10%・NVDA時価総額5兆ドル回復で S&P・NASDAQ最高値更新

Intel(INTC)は木曜引け後、Q1 2026決算でEPS $0.29(予想$0.01)と29倍近い上振れを達成。売上も$13.58B vs 予想$12.42Bと$1Bを大きく上回り、18Aプロセス歩留まりの改善・ファウンドリ受注の具体化・データセンター事業の二桁成長がそろってサプライズとなった。株価は金曜+23.6%(ドットコムバブル時代のピーク超え)と、1987年以来最大の単日上昇率を記録した(CNBC/Schaeffers)。

Intel の好決算はAIチップ需要への信頼を再点火し、NVDA は+4.3%で時価総額5.12兆ドルを回復(史上最高値)AMD +14%QCOM +10%SMH +5.10%と半導体セクター全面高となり、フィラデルフィア半導体指数(SOX)フィラデルフィア半導体指数(SOX)米国半導体30銘柄で構成、半導体セクターのベンチマーク。+4.32%で18日連続高となり、近年で最も長い連騰局面の一つ。+4.32%で18日連続高を更新した。これに牽引され、S&P 500は7,165.08(+0.80%)NASDAQは24,836.60(+1.63%)がそろって史上最高値を更新。一方ダウ工業株指数は49,230.71(-0.16%)と非ハイテク銘柄の重さで下落、ハイテク/非ハイテクの乖離が際立った。

なぜ重要か: Intel は2024〜2025年に「ファウンドリ事業赤字+ AIチップ競争脱落」で時価総額を半減させた構造的敗者だった。今回の決算サプライズは"ターンアラウンド再評価"の入り口を示し、AI半導体投資テーマがNVDA一極集中から多極化する可能性を示唆する。来週 4/29 GOOGL/MSFT/META/AMZN の Mag7 集中決算デーで、Intel が示した「AIインフラ需要の健全性」が他社の CapEx ガイダンスでも追認されるか、それとも一時的な揺り戻しに終わるかが焦点となる。
ケーブル配線・ブロードバンド設備 Photo: Pexels
EARNINGS / MOVERS CNBC / TipRanks / TS2.tech
Charter(CHTR)-25.5% / Liberty Broadband(LBRDA)-25.7% — Q1 でインターネット加入者12万件純減、ケーブル業界に構造的逆風
Charter Communications は Q1 2026 決算で、インターネット加入者が前期比12万件純減(前年同期比で2倍ペースの加入者離脱)を報告した。光回線(FTTH)と固定無線アクセス(FWA、T-Mobile・Verizon)への顧客流出が止まらず、ARPU(加入者あたり収益)も伸び悩み。株価は-25.5%と一日で時価総額の四分の一を喪失。Charter の26%を保有するLiberty Broadband(LBRDA)も-25.7%で連動下落、両社合計の時価総額蒸発額は$10B超。半導体相場の華やかさの影で、ケーブル業界の構造劣化が改めて意識された。
なぜ重要か: ケーブル業界の加入者減少は単発の決算ミスではなく、ブロードバンドインフラの「世代交代」を象徴する構造変化。S&P 500構成銘柄でこの規模の単日下落(-25%超)は2026年に入って最大級で、合併プレミアムを織り込んでいた LBRDA の急落は M&A バリュエーションの再考も迫る。
GPU・データセンターサーバー Photo: Pexels
SEMICONDUCTORS / MOVERS CNBC / Yahoo Finance / Reuters
NVDA +4.3% で終値$208.27、時価総額5.12兆ドルを回復 — 10月以来の最高値、Alphabetを1兆ドル超上回る
Intel好決算による半導体セクター全面高でNVDAも+4.3%(終値$208.27)で史上最高値を更新、時価総額は5.12兆ドルと昨年10月以来の5兆ドル台回復となった。2位のAlphabet(4.0兆ドル台)を1兆ドル以上引き離し、世界最大の上場企業の地位を盤石にしている(CNBC)。Intel の Q1 売上ビート+ファウンドリ受注の具体化はAIチップ供給の健全性を示し、AMD +14%QCOM +10%と半導体セクター全面高を牽引した。フィラデルフィア半導体指数は+4.32%で18日連続高、近年で最も長い連騰の一つ。
なぜ重要か: NVDA 5兆ドル の時価総額回復は、AIチップ需要の長期トレンドへの市場の信頼を象徴する。一方でこの規模では「個別株」というより「指数の半分」になっており、4/29のGOOGL/MSFT/META/AMZN決算で AIインフラへの巨額CapEx が継続宣言されるかが、NVDA だけでなくS&P指数全体の方向性を決める。
米連邦準備制度理事会・ワシントン Photo: Pexels
POLICY / FED CNBC / Bloomberg / Washington Post
DOJがパウエル議長への捜査を取り下げ — ティリス上院議員のウォーシュ次期議長候補阻止懸念が後退
司法長官代行ジャニーン・ピロ氏は4/24、パウエルFed議長およびFed本部建築費調査に関するDOJの捜査を取り下げると発表した(CNBC/Bloomberg)。共和党のティリス上院議員が「DOJ捜査が継続中である限り、ウォーシュ次期議長候補の承認に投票しない」と発言していたため、捜査ドロップは4/29 FOMC前のFed人事プロセスの不透明感を一掃する形となった。ただし民主党側はピロ氏を「Trumpの靴下人形」と批判(ウォーレン上院議員)、案件は司法省監察官(IG)に移管される実態であり「完全終了」ではない点に留意。金融セクターは小幅な追い風を受けたが、株価への直接的な影響は限定的だった。
なぜ重要か: Fed人事を巡る政治不透明性は、4/29 FOMCのパウエル議長会見における「政権との独立性」発言のトーンに直結する。捜査ドロップで政治的緊張は一旦緩和されたが、ウォーシュ氏とTrump陣営の関係を巡る議論は続いており、長期金利と為替(USD/JPY 159.30)への影響は引き続き注視。
ビッグテック企業ロゴ・データセンター Photo: Pexels
PREVIEW / MAG 7 Zacks / Kiplinger / TradingView
来週4/29水は GOOGL・MSFT・META・AMZN が同日決算「Mag7集中デー」 — FOMC据置予想・Q1 GDP速報も同日、AAPLは4/30 AMC
Magnificent 7 のうち4社が4/29(水) 引け後にそろって決算発表GOOGL: 売上予想$92.2B(+20.6% YoY)/EPS $2.64、MSFT: 売上$81.40B(+16.2%)/EPS $4.07、META: 売上$55.56B(+31.3%)/EPS $6.64、AMZN: 売上$177.18B(+13.8%)/EPS $1.65(Zacks/Kiplinger)。同日には米Q1 GDP速報値(コンセンサス+1.5〜2.0%、Atlanta Fed GDPNow +1.2%)FOMC政策金利決定(3.75%据置確率99%)+パウエル議長会見が控え、Intel が示した「AIインフラ需要の健全性」が他社のCapExガイダンスでも追認されるかが試される一日となる。4/30(木)はAAPL決算(売上$109.69B/EPS $1.65)+PCEコア(前回+3.1%、コンセンサス+2.5%)。
なぜ重要か: 4/29は「Mag7決算+FOMC+GDP」の三大イベントが重なる。Intel好決算で AI半導体テーマが再点火された直後だけに、Mag7のCapEx下方修正やガイダンス慎重姿勢が出れば「指数最高値からの急反落」リスクが高い。逆に CapEx 上方修正が続けばNVDA/AMD/SMHの上昇トレンドが7月決算まで継続する可能性。
株価チャート・ボラティリティ Photo: Pexels
EARNINGS / RISK CNBC / Benzinga / Reuters
「決算ビート+ガイダンス慎重=売り」パターン警戒 — IBM -8%・ServiceNow -17%、Mag7 決算前の地合いに警鐘
先週から週内にかけ、決算ビートを達成しながらもガイダンス慎重で大幅売られるパターンが目立った。IBM: 4/22引後決算でEPS・売上ともビートも、通期ガイダンス据置が失望され翌4/23に-8%ServiceNow(NOW): 同日Q1サブスク+22%ビートも中東案件遅延(cRPOへの75bpヘッドウィンド)警告で-17%Tesla(TSLA): 4/22EPSビートも CapEx $25B超への大幅引上げで翌日-3.6%。指数が最高値圏にある中、「決算ビート」だけでは買われず、ガイダンスのトーン地政学・マクロ要因のヘッドウィンド開示が株価反応を二極化させる相場が続いている。
なぜ重要か: Mag7各社のCapExガイダンスは「AI需要トレンドへの確信」と表裏一体。NOW のように地政学起因のヘッドウィンドを正直に開示する企業ほど、短期的には大きく売られるが中長期では信頼を得る傾向。投資家としては「ビート+ガイダンス慎重」銘柄の押し目を冷静に拾う準備が来週の課題となる。
ハイパースケーラー CapEx
Hyperscaler Capital Expenditure / AI 投資の規模感を測る指標
ハイパースケーラー CapEx とは、世界規模のクラウドサービスを運営する大手IT企業(GOOGL・MSFT・META・AMZN・ORCL等)のデータセンター・AI半導体・電力インフラへの設備投資総額を指す。2025年は4社合計で約3,200億ドル、2026年は4,500億ドル超への拡大が予想されており、これは米国の年間半導体製造装置市場(約1,200億ドル)の3倍以上に相当する。NVDA・AMD・INTC のAIチップ売上の主要な需要源であり、Mag7 のCapExガイダンスは半導体株のバリュエーションに直接影響する。来週4/29(水) AMC のGOOGL/MSFT/META/AMZN同日決算は、Intel好決算で再点火されたAIインフラ需要トレンドが「持続するか/変調するか」を判定する分水嶺となる。
なぜ "ハイパースケーラー" が重要なのか
AIモデル学習・推論には膨大な GPU クラスターが必要で、現在 NVDA H100/B200 の世界供給の 約7割を Mag7 4社が買い占めている(推計)。各社のCapEx ガイダンスは即ち「NVDA・AMD・INTC・SMH の来期売上見通し」と等価であり、CapEx 増額発表は半導体株を買い、減額は売る、という反応式が成立している。
2026年の規模感
2026年通期のCapEx見通し(市場予想ベース): MSFT 1,200億ドル+(前年比+30%)/ GOOGL 900億ドル+(+25%)/ META 750億ドル+(+45%)/ AMZN 1,200億ドル+(+35%)。4社合計で前年比+33% / 4,500億ドル超。これに加えてORCL(Oracle)が700億ドル超の OCI拡張を発表しており、ハイパースケーラー全体では5,200億ドル規模に達する。
注意すべき "ROI問題"
ハイパースケーラーは2024-2025年に莫大なAI設備投資を行ったが、AI事業の収益化(広告改善・クラウド成長・新規SaaS)が CapEx 増加ペースに追いついていないという批判が一部投資家から出ている。4/29の決算で「AI ROI」が言及されるか、特に MSFT Azure / GOOGL Cloud のAI関連売上成長率が CapEx 伸び率を上回るかが、AI投資テーマ持続性の本質的なテストとなる。
今日との関連 Intel の Q1 ビート(売上 $13.58B vs $12.42B)の中身を分解すると、データセンター事業 +28%がエンジン。これは即ち「ハイパースケーラーのCapExが計画通り執行されている」証拠であり、来週の Mag7 決算を控えて市場の信頼を高めた。NVDA時価総額5兆ドル回復もこの文脈の延長線上にある。逆に Mag7 4社のうち1社でもCapEx下方修正を出せば、半導体株は急反落するため、4/29のガイダンス文言には注目したい。
用語辞典で詳しく見る →
4月27日(月)
🇺🇸 LOW
主要マクロ指標なし — 決算待ち地合い
F.N.B.(FNB)・Cadence Design Systems(CDNS)など中型銘柄が AMC 決算
4月28日(火)
10:00 ET 🇺🇸 MID
米消費者信頼感指数(Conference Board・4月)
コンセンサス 104.0 / 前回(3月)103.1
4月29日(水)注目
08:30 ET 🇺🇸 HIGH
米Q1 GDP速報値
コンセンサス +1.5〜2.0% / 前期 Q4 2025 +0.5% / Atlanta Fed GDPNow +1.2%・NY Fed +2.3%
14:00 ET 🇺🇸 HIGH
FOMC 政策金利決定(5月会合)
3.75% 据置確率99%(CME FedWatch)/ パウエル議長会見 14:30 ET、ウォーシュ次期議長指名・利下げ時期に注目
AMC 🇺🇸 HIGH
Mag7 集中決算デー:GOOGL・MSFT・META・AMZN Q1
GOOGL:売上$92.2B/EPS $2.64 / MSFT:$81.4B/$4.07 / META:$55.6B/$6.64 / AMZN:$177.2B/$1.65(Zacks)
4月30日(木)
08:30 ET 🇺🇸 HIGH
3月 PCE デフレーター(コア・前年比)
コンセンサス +2.5% / 前回 +3.1%(大幅鈍化見通し、Fed の好む物価指標)
08:30 ET 🇺🇸 MID
雇用コスト指数(ECI・Q1)
コンセンサス 前期比 +0.8% / 前回 Q4 +0.7%(賃金インフレ要注目)
08:30 ET 🇺🇸 MID
新規失業保険申請件数(4/25週)
公式コンセンサス未公表 / 前回(4/18週)214K(+6K増、市場予想211K上回る)
AMC 🇺🇸 HIGH
Apple(AAPL)Q2 決算
売上予想 $109.69B(+15.0% YoY)/ EPS $1.65。iPhone 17 サイクル・Apple Intelligence ARPU 効果が焦点
5月1日(金)
10:00 ET 🇺🇸 MID
ISM 製造業 PMI(4月)
公式コンセンサス未公表 / 前回 52.7(拡大圏)/ S&P Global Flash 参考値 50.5
🇺🇸 LOW
注:NFP(雇用統計)は今週なし(5/8予定)
FOMC・PCE・Mag7決算が今週の三大イベント。NFP 影響は翌週へ
先週〜直近の決算結果(4/13-4/24) / 来週の注目決算(4/29-4/30)
JPM BMO Beat
JPMorgan Chase
金融
4/14(月)発表済 売上 503億ドル / EPS 5.94ドル vs 5.45ドル予想
△ 株価小動き(2026年NII見通し下方修正)。IB手数料+28%、固定収益+21%
GS BMO Beat
Goldman Sachs
金融
4/13(日)発表済 売上 172億ドル / EPS 17.55ドル vs 16.47ドル予想
✓ 株式トレーディング過去最高・AUS 3.65兆ドル最高。GBM収益+19%
MS BMO Beat
Morgan Stanley
金融
4/15(水)発表済 売上 206億ドル / EPS 3.43ドル vs 3.05ドル予想
✓ 四半期過去最高売上・株価+5%。ROTCE 27.1%、WM売上85億ドル最高
BAC BMO Beat
Bank of America
金融
4/15(水)発表済 売上 303億ドル (+7%YoY) / EPS 1.11ドル
✓ NII+9%・純利益86億ドル(+17%)・ROTCE 16%。通期NII成長+6〜8%に引き上げ
ASML BMO Beat
ASML Holding
半導体装置
4/15(水)発表済 売上 88億ユーロ / EPS 7.15ユーロ vs 6.00ユーロ予想
△ 2026年通期ガイダンス360〜400億ユーロへ上方修正。中国輸出規制警戒で株価-6%
TSM BMO Beat
Taiwan Semiconductor
半導体
4/16(木)発表済 売上 359億ドル / 粗利益率 66.2%
△ 前年比+58%増益・FY2026売上+30%超に上方修正も株価-3%(関税懸念)
NFLX AMC Mixed
Netflix
メディア
4/16(木)発表済 売上 122億ドル (+16%YoY) / Q2ガイダンス弱気
× 収益ビートも株価-9%(Q2ガイダンスが市場期待を下回る)
UNH BMO Beat
UnitedHealth Group
ヘルスケア
4/21(火)発表済 売上 1,117億ドル / EPS 7.23ドル vs 6.57ドル予想
✓ MCR 83.9%に改善、通期EPS 18.25ドル超に上方修正、株価+9.28%
TXN AMC Beat
Texas Instruments
半導体
4/22(水)発表済 売上 48億ドル / EPS 1.68ドル vs 1.36ドル予想
✓ アナログ需要回復、株価週間+18%、産業向け需要再加速の兆候
TSLA AMC Mixed
Tesla
EV/Tech
4/22(水)発表済 売上 224億ドル / EPS 0.41ドル vs 0.37ドル予想
△ 粗利益率19.2%回復・ロボタクシー拡大示唆。CapEx 250億ドル超で4/23 -3.6%
BA BMO Beat
Boeing
資本財
4/22(水)発表済 売上 222億ドル / EPS -0.20ドル vs -0.68ドル予想
✓ 143機納入(+10%)・防衛+21%・FCF 30億ドル道筋。発表日4/22 +5.53%・4/23 +1.24%
NOW AMC Miss
ServiceNow
エンタープライズSaaS
4/22(水)発表済 売上$3.77B / サブスク+22% でビート
× 中東案件遅延の cRPO 75bp ヘッドウィンド警告で4/23 -17%、SaaSセクター連鎖下落
IBM AMC Mixed
IBM
エンタープライズIT
4/22(水)発表済 売上$15.92B(+9%YoY)/ EPSビート
△ ガイダンス据置が市場期待に届かず、4/23 -8%。AIコンサル収益は順調成長
INTC AMC Beat
Intel
半導体
4/23(木)発表済 売上$13.58B vs $12.42B / EPS $0.29 vs $0.01
★ 大幅サプライズ。4/24株価+23.6%(1987年来最大単日)、半導体セクター全面高を牽引
CHTR BMO Miss
Charter Communications
通信・ケーブル
4/24(金)発表済 インターネット加入者 12万件純減(前年比2倍ペース)
× 4/24 -25.5% 急落、LBRDA -25.7%。FTTH/FWAへの顧客流出が止まらず構造劣化
GOOGL AMC
Alphabet
テクノロジー
4/29(水) AMC(来週予定) 売上予想 $92.2B(+20.6%)/ EPS $2.64
★ Mag7 集中決算デー。広告・Cloud売上成長率と2026年CapExガイダンスが焦点
MSFT AMC
Microsoft
テクノロジー
4/29(水) AMC(来週予定) 売上予想 $81.40B(+16.2%)/ EPS $4.07
★ Azure AI 売上成長率(前回+30%後半)が CapEx 増加ペースを上回るかが鍵
META AMC
Meta Platforms
通信サービス
4/29(水) AMC(来週予定) 売上予想 $55.56B(+31.3%)/ EPS $6.64
★ Reality Labs 赤字幅・AI広告ターゲティング効果・2026年CapEx 750億ドル+の妥当性が焦点
AMZN AMC
Amazon
一般消費財/クラウド
4/29(水) AMC(来週予定) 売上予想 $177.18B(+13.8%)/ EPS $1.65
★ AWS 売上成長率と AI推論需要、北米小売営業利益率が判定材料
AAPL AMC
Apple
テクノロジー
4/30(木) AMC(来週予定) 売上予想 $109.69B(+15.0%)/ EPS $1.65
★ iPhone 17 サイクル・サービス売上加速・Apple Intelligence の ARPU 押上げ効果が試金石